医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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112.メガネとコンタクトレンズの矯正と度数進行    201609

112.メガネとコンタクトレンズの矯正と度数進行    201609

  メガネとコンタクトレンズの違いを教えてください。(32歳女性)

 遠視(遠視性乱視)の場合には、常用していないことで弱視の治療にならなかったり、斜視になったり、目の疲れの原因になります。つまりメガネであってもCLであっても、遠視の場合には常に装用していることが大切です。つけていること自体が治療となっています。遠視のメガネ装用を数年続けている患児の中には、時に外している方が楽だという訴えを耳にします。遠視が軽くなってくると起こりうる症状です。しかし、この場合にも外したままにしてしまってもいい状態なのか、楽ではないけれども常用しておく必要があるかどうか、主治医の先生にお尋ねになってください。遠視の度数が強すぎても、度が進むことはありません。以上のような理由から、遠視(遠視正乱視)でメガネやCLを使用している場合には、定期的な眼科通院が望ましいです。
近視の場合には、適切な度数であればつけていることで近視が進むことはないとされています。しかし、過矯正のメガネを長時間かけていると近視の進行を助長します。同時に、眼痛や頭痛や肩こりなどの原因になります。また、軽度の近視で、メガネやCLをつけていなくても近くの作業ができる程度の場合に、つけたままで長時間の近業(近距離での作業)を続けることは、近視の進行を促す可能性が考えられています。近視の方では、遠方が見えにくいことを我慢してメガネやCLを使わない状態でいることで、近視は進みませんが、目を細めたり眉間にシワを寄せたりするなどして表情が悪くなることがあります。児童では、黒板が多少見えにくくても、親御さんに訴えないこともしばしばあります。黒板の字が見えにくければ、勉強への関心が薄れてしまったり、集中できなかったりしますので、メガネをかけさせないで我慢しすぎることに利点はありません。親御さんの中には、一度メガネを作ると、近視がどんどん進行してしまうと思っていらっしゃる方が時にいらっしゃいます。上記の理由からこの考えも間違いであることがお分かりになると思います。繰り返しになりますが、正しく矯正された近視のメガネをかけることで近視は進みませんが、過矯正のメガネやCLを作らないようにしましょう。

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