医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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111.メガネとコンタクトレンズ    201608

111.メガネとコンタクトレンズ    201608

  メガネとコンタクトレンズの違いを教えてください。(32歳女性)

 どちらも屈折異常を矯正できる医療用具です。それぞれにわけて述べます。メガネの長所は、まず、屈折異常以外の病気例えば、結膜炎や眼に傷がついたときなどにも使える点です。次に、ケガを予防できることです。小さい異物が前方から入るのを防ぎます。また、メガネの上から打撲した場合には、眼球への直接的な外力が少なくなり、その結果目のケガの程度が軽くなる可能性があります。もちろんメガネの上から打撲して、ガラスが割れそのガラスで目に傷を作ることもありますが、それほど頻度の多いものではありません。特にフレームがしっかりしているものは、目を守ってくれます。また、紫外線や有害光線から目を守ることができることも挙げられます。一部のコンタクトレンズ(以下CLと略します)にも紫外線をカットしてくれるものもありますが、多くのCLにはありません。また、最近話題のブルーライトを抑えるようにすることもできますし、サングラスや調光レンズなど、眩しさ軽減にも使えます。ドライアイ対策や防塵用のものなど、特殊なものも作られています。もちろん、メガネをおしゃれに利用することもできます。一方短所は、柔道やレスリングなど顔が擦られるスポーツや極端に激しい運動では、メガネがずれてしまうことやメガネがケガのもとになってしまう可能性があります。また、湿度が極端に高くなったり、急激な温度変化を生じたりした場合には曇ってしまうことが挙げられます。
一方CLの長所と短所は、メガネの逆になります。ソフトCLでは激しい運動にも耐えられますし、色つきのCLではおしゃれに利用することが可能です。また、一部の病気ではCLでないと視力が出せない場合や角膜の穿孔などで病気を治すために使用することがあります。メガネが曇ってしまう環境下でも曇ることはほとんどありません。一方で、装用そのものが病気を作ることが短所の一つです。またハードレンズソフトレンズとも、外傷の予防効果はありません。多くのCLは、紫外線などの有害光線から守ることもできません。多くの眼疾患ではCLの装用が病気を悪化させることがあります。また、無症状でも医療機関への定期的な受診をしていないと、正しく装用していてもおよそ10人に1人の割合で病気になりますし、失明につながる病気を起こすことがあります。
その他に、オルソケラトロジーという特殊な方法では、睡眠中にCLをはめることにより、それ以外の時間を裸眼で過ごすことができ、近視の進行を防ぐ作用のあるものもあります。

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