医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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90. 顔面神経麻痺 201411

90. 顔面神経麻痺 201411

 白内障で、眼科に通院していました。数日前から、眼に違和感が出て、涙が出やすくなりました。すぐに口が閉じにくくなり、飲み物を飲むと口からこぼれるようになってしまいました。いつもの眼科へ行くと「顔面神経麻痺」と言われ、耳鼻科へ入院し、点滴治療を受けています。今のところ、あまり改善がありませんが、このままひきつった顔になってしまうのでしょうか?原因は何でしょうか?(70歳女性)

 顔面神経麻痺は、顔の筋肉を動かしている神経が麻痺するものです。目が閉じにくかったり開け難かったり、口も閉じにくくなって曲がってしまったり、顔自体が左右対称でなくなります。原因は、けがや耳の奥の腫瘍・中耳炎という場合もありますが、多くは、原因のよくわからない末梢性の顔面神経麻痺で、大部分はウイルスが関係していると考えられています。治療は、急性期であれば、薬物療法で、ステロイド剤や抗ウイルス剤を点滴したり内服したりします。早期に治療を開始する方が、予後が良いです。顔の筋肉がこわばってしまわないように顔をマッサージしたり、蒸しタオルなどで温めたりします。1年以上は様子をみないとわかりませんが、短期的に改善が思わしくなくても治療を継続すべきです。早期に治療が始められれば、多くは後遺症を強く残さず治っていきますが、時に後遺症を残すこともあります。この場合は、形成外科的なアプローチがあります。眼は、閉じにくくなることから乾燥してしまうための障害がおこりますので、そのための点眼が必要です。あせらずに治療を続けてください。

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