医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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78. コンタクトレンズを作るのはどこで? 201311

78. コンタクトレンズを作るのはどこで? 201311

 若い時分からの近眼(きんがん)で、高校生の時からずっとコンタクトレンズをつけてきました。かれこれ30年になります。初めはハードコンタクトレンズをしましたが、すぐにソフトコンタクトレンズになり今に至っています。中学生の娘にもソフトコンタクトレンズをさせようと思いますが、コンタクトレンズはどこで買うのがよいのでしょうか。友人は、インターネットで購入しています。娘はまだ若いので、あまりいい加減にはしたくないのですが、うちの近所の眼科クリニックでは安売り店に比べると同じ商品でも大分高いです。私が購入しているお店にも医者はいますが、一言もしゃべりません。そこで作るのは少し心配なので教えてください。(49歳女性)

 コンタクトレンズ(以下CLと略します)は、国内では大きく分けると、一般の眼科診療所(の併設コンタクトレンズ店)、安売り専門コンタクトレンズ販売店、インターネットのどこからでも購入できます。ただし、CLは薬事法の高度管理医療機器クラスⅢに属している医療機器です。クラスⅢというのは、心ペースメーカーなどと同じ範疇であり、間違った使いかたをすると人体にかなり強い影響が出るものとされています。したがって、CLを購入するのは一般の眼科診療所か、もしくはそこで処方箋を発行してもらってから安売り専門店で指定通りのCLを購入するのがよいと思います。もちろん定期検査は、眼科医の診察をお受けになってください。安売り専門CL販売店にも医者はいますが、残念ながらアルバイトもしくは眼科を専門としない医師の場合が多く、そのようなCL販売店に勤務する眼科専門医は著しく少ないのが現状です。ですから貴方がいわれるような「一言もしゃべらない」のです。インターネット販売も安売り専門店も患者さんの健康を守るためにCLを販売しているわけではなく、単に自分たちの商売をしているだけです。患者さんの目がどうなろうと知ったことではないという立場です。CLをはじめて作る場合はもちろん、定期検査も必ず眼科専門医の診察をお受けになってください。適切な指導が受けられます。長いこと安売り専門店で購入していた方が、不可逆性(元に戻らない)の眼の病気になってしまったり、白内障の手術が適応なのに頻繁にCLを作り替えさせられたり、定期検査の指導が不適切なために重症な結膜炎にかかってしまったりするケースが、最近は非常に多いです。また、カラーコンタクトレンズを、医師の診察なしでインターネットや雑貨屋で買って装着したことにより、眼障害をおこす方も急増しています。CLは必ず眼科専門医の診察を受けてください。

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