医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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71. まぶたが下がった 201304

71. まぶたが下がった 201304

 私の70歳になる母親ですが、瞼(まぶた)が下がっているように思います。両方とも下がっていますが、右眼の方がよけいにひどいように見えます。10年前にはもっと大きな目だったように思いますし、本人も少し気にしていて、瞼を手で持ち上げると見易くなると言います。年齢性のものでしょうか。瞼が下がってしまうだけの病気もあるのでしょうか。眼科を受診するべきか教えてください(37歳、女性)

 瞼が下がってしまっている状態を、眼瞼下垂と呼びます。眼瞼下垂となる原因は、加齢によるもの、先天性のもの、瞼の炎症も含めた機械性のもの、重症筋無力症、Horner症候群という交感神経の障害によるもの、ケガによる外傷性のもの、動眼神経麻痺によるもの、眼瞼痙攣によるもの、偽下垂といって眼球の縮小や眼球陥凹に伴うものなどがあります。このうち最も心配なのは、動眼神経麻痺によるものですが、これは発症が突然であり、同時に瞳が大きくなったり眼が動きにくくなったりします。動眼神経麻痺の原因には、脳動脈瘤ということがあり生命に危険がありますからすぐに対処が必要です。重症筋無力症では、起床直後の下垂は目立たずに、夕方や疲労時に悪くなることが特徴です。相談者の場合には年齢性のものが考えられますが、一度眼科を受診してみてはいかがでしょうか。年齢性のものでも左右差があることもよくあります。特に原因となる病気が見つからない場合の後天性眼瞼下垂では、瞼を上げている筋肉を短縮する手術治療で比較的容易に眼瞼下垂を治すことが可能です。また、眼瞼皮膚弛緩症といって、瞼の皮膚がたるんでしまっている場合には、余剰な皮膚を切除するだけでも見た目上腫れぼったくなっている瞼を治すことができます。いずれも局所麻酔で、強い痛みを感じることはなく手術可能です。

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