医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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61. 中心性網膜炎 201206

61. 中心性網膜炎 201206

 先日、目にできものができて眼科を受診したところ、ものもらいと診断されました。それは治って良かったのですが、眼圧が高いと言われました。3回通院したのですが3回とも22~26 mmHgで、少し高いので定期的に検査が必要と言われました。緑内障ではなく治療の必要はないと説明を受けたのですが、やはり心配です。簡単に眼圧を下げる方法が有れば教えて ください。(42歳、男性)

 眼圧とは眼の硬さのことで、日本人の正常値は、10mmHg~20mmHgとされ、この値の中に90%の人が入ります。ただし、日内変動や季節変動があります。また体位やその他に影響が あって、変動がみられます。詳しくは、この携帯電話サイト原稿No.25(とつか眼科ホームページQ&A25)をご参考になってください。1日の中では5mmHg程度の変動があります。ですから、 その先生が言われるように定期的に測っていかれることをお勧めします。教科書的には25mmHgを超えるようになると緑内障が出現しやすいと言われています。ですから、通院中に25mm Hgを超えることが多くなれば、眼圧を下げる目薬を使うことをお勧めします。日本人に最も多い緑内障の型は正常眼圧緑内障といい、眼圧が高くない正常眼圧のタイプと言われています。 従いまして、高い眼圧のみをあまり気にすることはありません。それよりは視神経の形を良く見てもらってください。緑内障による視神経障害はいかなる治療をしても戻らないため、緑内障 治療は、障害が進行しないようにする方法しかありません。エビデンスのある唯一の治療が眼圧を下げることです。このために緑内障が疑われる場合には、確定診断に至らなくても少しだけ 高い眼圧を予防的に下げておくという考え方もあります。視神経の形から全く緑内障が疑われない場合には、定期的に眼圧を測って高くなりすぎていないかを調べてもられば良いと考えます。 ただし、空気で測る機械の値のみではなく医師の顕微鏡で眼圧を測ってもらうことと、眼圧検査は角膜の厚みが影響していることがありますので、この影響が無いかどうか確かめてもらうこと をお勧めします。

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