医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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59. 白内障の予防法 201204

59. 白内障の予防法 201204

 私の父が最近見えにくくなったといって、眼科を受診しました。すると、白内障との診断でした。まだ父は49歳なのですが、白内障とはショックです。昨年、祖母が白内障の手術を受けた ところですが、白内障はお年寄りがなるものだと思っていました。父ももちろんそうですが、私も今から予防しておきたいと思います。父は目薬をもらって帰ってきましたが、他にも 白内障の予防があれば教えてください。(25歳、女性)

 白内障の予防法として、6つご紹介します。1.紫外線対策:紫外線は白内障の原因となることがわかっています。外出時のサングラスや眼鏡が大切です。帽子や日傘は単独では十分な 効果が期待できないとされています。海や雪山などでは紫外線被曝量は特に多くなるため、必ずサングラスをかけるようにしましょう。2.禁煙:禁煙によって白内障発症リスクが低く なると報告されています。白内障症例の20%は喫煙に起因しているとされ、禁煙は白内障の予防に極めて重要です。3.飲酒:過剰飲酒は白内障になりやすいとされていますが、適量の 飲酒では白内障のリスクを軽減するという報告があります。適量飲酒であっても蒸留酒やワインがよいとされビールは効果がないそうです。特に赤ワインなら女性なら1杯、男性なら 2杯までは効果がかなり期待できるようです。4.糖尿病の予防:糖尿病による白内障は合併する頻度が高く、白内障にならないためにはまず糖尿病の予防をすることが重要とされています。 日本において糖尿病は増加傾向ですから、気を付けてください。5.薬物による予防:ピレノキシン(商品名で言えば、カリーユニやカタリン)やグルタチオン点眼は、初期の白内障予防に 効果があるとされています。ただ、目薬で白内障が治るものではありません。あくまで進行を遅くさせるものです。6.サプリメント:ビタミンCやビタミンEは単独では効果が期待できない ようですが、マルチビタミン・ミネラルであるCentrumの長期投与が白内障予防に期待できそうな感じです。食事の不足分をサプリメントで補うのが基本ですが、低栄養(偏食)、喫煙者、 高度紫外線曝露者などでは、サプリメントの役割が期待されています。

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