医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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54. まぶたに白いものがあって痛い 201111

54. まぶたに白いものがあって痛い 201111

 3日前から、右目の下まぶたに白っぽくて少し黄色みがかった突起のようなものができて、ごろごろ痛みます。もう少し小さいものは、時々できているような気がするのですが、 ここまで大きくはありませんでした。また、こんなに痛いのは初めてです。普段はコンタクトレンズをつけているのですが、やめたほうがよいでしょうか。つけていたほうが痛くない ような気がします。どんな目薬をつけるのが良いでしょうか。(37歳女性)

 マイボーム腺梗塞かもしれません。マイボーム腺というのは、上下のまぶたに数十個縦に並んだ、脂の腺のことです。その分泌腺の開口部は、まつ毛の生え際より少し目に近い側の まぶたの縁に並んでいます。そこから出る脂が涙に上手に混じることにより、涙がきれいに角膜や結膜上にひろがり、眼表面を清潔にしたり潤わせたりすることに役立ちます。 ドライアイに密接に関係していると言われて、最近特に注目されている組織です。このマイボーム腺内の脂がかたまってきたものをマイボーム腺梗塞と言います。自然に排出されて 元通りに治ってしまうこともよくあります。しかし、ある程度の大きさになって突出してくると、眼表面にあたりますのでゴロゴロしたりチクチクしたり、時には角膜びらんの原因 ともなります。薬局で目薬を購入するよりも、まずは眼科を受診して正確に診断してもらうのが良いでしょう。似たような病変でよくあるものとしましては、ツァイス腺嚢腫、稗瘤種 などがあります。小さなマイボーム腺梗塞であれば、点眼で治療して治ってしまう場合もあります。大きなものでは、針で穿刺して圧迫して開口部を塞いでいる塊を圧出することで治癒 することが多いです。何度もできる場合には、マイボーム腺機能障害があると思います。原因としては加齢性の変化や細菌の影響などが言われていますが、はっきりとはまだわかりません。 コンタクトレンズ(以下CLと略します)をしていたほうが良いかどうかについては、一般的には病気の目にCLをしないほうが良いとされますが、一時的にCLが角膜を守る場合もあります ので、担当医の指示に従ってください。

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