医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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38. 子供のコンタクトレンズいつから 201006

38. 子供のコンタクトレンズいつから 201006

 小学校5年生の男の子のことです。近眼でメガネをかけています。サッカー部なので、毎日のように練習します。メガネだと危ないので、はずしてやらせています。 ボールが見えにくそうなので、コンタクトレンズをつけようかと考えていますが、何歳ごろから可能でしょうか。どのようなレンズにしたらよいでしょうか。教えてください。(41歳女性)

 コンタクトレンズ(以下、CLと略します)は、政令で定める高度管理医療機器クラスⅢです。クラスⅢとは、不具合が生じた場合人体へのリスクが比較的高い範疇であり、 CLや眼内レンズ、人工呼吸器などが該当します。最近の統計によれば、日本人のCL装用人口は2008年で1,500万~1,800万人ともいわれ、国民の10人に1人がCLを装用していると 推測されています。同じ頃の調査で、CLによる眼障害は10%に生じることがわかっています。即ちCLをすると10人に一人は病気になるということです。CLの眼への影響として重要な ことは低酸素状態になることが挙げられます。慢性的な酸欠状態が続き、気付かないまま角膜障害や結膜炎を起こしていると予想されます。成長過程であることも考え合わせますと、 CLは、小中学生特に小学生にはなるべく使用しないことを勧めたいと思います。何歳と明確には限定できませんが、CLに関する知識を正しく認識できるまでは、装用させない方がよいと 思います。やむを得ない事情があれば、1日交換使い捨てソフトCLをそのときだけ使用する方法をお勧めします。CLによる眼障害を考えますと、メガネで問題なければCLは常につけない方が 眼に良いわけです。ただ、眼障害を起こした患者さんのほとんどが、定期検査を受けていない方達であることもわかっていますから、正しく装用すれば問題ない場合の方が多く、 眼の悪い方にとりましてCLは非常に有用な矯正手段です。総じて、CLを常用するのであれば必ず眼科専門医による定期検査を受け、その都度自分に合ったCLの種類や使用方法を決めて もらう必要があります。また、何らかの症状があれば、必ずCL装用を中止して、様子を見ることが大切です。

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