医療法人とつか眼科

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18. 眼に悪い目薬・その1「充血をとる目薬」

18. 眼に悪い目薬・その1「充血をとる目薬」

 眼が赤くなったので、眼科に行ったら、結膜下出血と言われました。また、いつもさしている市販の目薬が良くないとも指摘されました。赤みがとれますし、さすと気持ちがいいので、 目薬は若いころからずっとほぼ毎日使用しています。ただ、最近、今回のように出血することが多くなりました。目薬なのに眼に良くないとはどういうことでしょうか?目医者さんの 目薬では充血がとれませんし、気持ち良くないので、出血が引いたらまた市販の目薬を使い続けようと思いますが、いかがでしょうか。(52歳男)

 良い質問です。結膜下出血については、しろめが真っ赤になってしまうものですが、前述の結膜下出血を参考にしてください。市販の目薬の中には、 充血を取る作用のあるものが多くあります。テトラヒドロゾリンやナファゾリンなどが入っている目薬です。これらの物質の薬理作用は血管を収縮させるものです。ですから、 点眼後には充血がとれるというより、白い目になります。毎日のようにさし続けますと、目薬の効果がきれてきた時には何の目薬もさしていなかった頃よりももっと充血が目立つように なります。血管が弛緩してしまうためです。連用し続けることによって、結膜の血管は収縮と弛緩を繰り返しますので、破れやすくなることは想像しやすいと思います。 このような理由で今回のように結膜下出血をきたした可能性があります。診察した先生はそのことを指摘されたのだと思います。充血を取る目薬をやめると一時期は、 かなり充血が目立ちますがしばらくすると元に戻りますので、眼科医と相談して、中止後にその充血が病的かどうか調べてもらって対処するのが良いと思います。ただ、 長い年月点眼していた場合には短期間で治るのは難しいこともあります。薬局で簡単に購入できる目薬でも、点眼し続けることによって副作用ともいうべき状態が出ることがありますから、 長期の連用はやめたほうが良いと思います。今回ご紹介した血管収縮剤は、カップを用いて目を洗う洗眼剤にも入っている場合がありますので、これも常用するのはおやめ下さい。

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