医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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17. 目つきがおかしい(斜視って何) 200807

17. 目つきがおかしい(斜視って何) 200807

 子供の目つきが変です。今1歳3ヶ月で、健診では異常を言われていないのですが、祖母から目つきが変だといわれました。気にしてみると、どうも左目が中に入ってしまうように思います。斜視というものでしょうか。物をつかんだり追いかけたりしますから、よく見えているように思うのですが、見えていないのでしょうか。自然に治りますか。(27歳母)

 片方の目は視線が正しく目標とする方向に向いているのに、もう片方の目が内側や外側、あるいは上や下に向いている状態のことを斜視と言います。俗に「やぶにらみ」や 「ロンパリ(一方の目でロンドンを見ているのにもう片一方の目でパリを見ているという意味と思われます)」などと言われます。 内側によっていれば内斜視、外側に離れていれば外斜視、上を向いていれば上斜視、などと呼びます。斜視には眼鏡で治るもの、弱視(Q&A16)に伴うもの、麻痺性のもの、 原因不明のものなどいろいろな種類があります。新生児からお年寄りまであらゆる年齢に起こることがあります。眼鏡で治るものの代表が、調節性内斜視という状態です。その多くは、強い遠視のために内斜視となってしまうもので、放置すれば 斜視が治らないだけでなく弱視になってしまいます。早期に発見して、遠視を矯正するメガネをかけてさせておけば、内斜視も弱視も治ります。まずは、医療機関を受診して、 本当の斜視なのかどうか診断してもらうとよいでしょう。斜視のように見えて斜視でないものを偽斜視と言いますが、乳幼児では鼻が低いため内斜視のように見える偽内斜視も多いです。 このお子さんもその可能性が高いように思います。偽斜視であれば異常ではありませんから何の問題もありませんが、乳児でははっきりしない場合もあります。 正しく診断できない場合には視力がしっかり測れる3歳ぐらいまで経過観察が必要となることもあります。

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