医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

TEL.052-613-4001   〒457-0808 名古屋市南区松下町1丁目1番地

13. 花粉症の眼病予防 200802

13. 花粉症の眼病予防 200802

 私は、4~5年前から花粉症なのですが、4月のこの時期、目がかゆくて涙も出てきて困ります。鼻水や鼻詰まりは少ないほうだと思います。いつもは市販の目薬を使用して、 ひどい場合に眼科を受診します。カップをつけての洗眼もやってはいるのですが、コンタクトレンズを使っているので毎日はできません。内科の先生から花粉症予防のお薬を もらうこともありますが、目のかゆみが強いです。何か良い予防法はありませんか?(29歳主婦)

 地域により若干の違いがありますが、この原稿がサイトに載る3月は、スギ花粉症が猛威をふるっているかもしれませんね。ご質問の予防法ですが、これだけでよいという ものはありません。まずは、やや遅いかもしれませんが花粉がたくさん飛びだす2週間ぐらい前から抗アレルギー剤の内服や点眼を始めておきます。 ただ、実際にスギ花粉は11月には飛び出す準備が完了しているということですから、例年の症状の強弱と花粉の量を参考にして、主治医の指示に 従ってください。ご自身の対策としては、花粉症情報を入手して大量に飛散する日には外出を控えてください。やむを得ず外出するときには、マスクとアイガード(保護メガネのこと、 眼鏡の上からかけられるタイプもあります)を装着し、特に目の場合には、花粉を浴びる前から抗アレルギーの点眼をしておくと症状が軽くて済みます。市販の点眼薬の中には、 充血を取る作用のものがあり、長期間連用すると逆に充血しやすくなってしまうので、このタイプのものはお勧めできません。また、ステロイド剤を点眼している場合には、 眼圧のチェックが必要です(この眼科Q&A1「花粉症と眼薬」参照)。洗眼については、やはり市販のカップを目にあてて行うものは涙の成分 以外の不必要な薬液が入っていることや目の周りの皮膚の細菌などをかえって眼の中に入れてしまう可能性が考えられますのでこれもお勧めしません。洋服を玄関前で払ってから 帰宅してよく顔を洗って、人工涙液(涙の成分以外には不要なものが入っていない点眼薬)をたくさんつけて眼の中に入ってしまったと考えられる花粉を洗い流すことをお勧めします。 それでも症状が悪化していく場合には、眼科を受診しなおして強い治療に切り替えてもらってください。

« »