医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

TEL.052-613-4001   〒457-0808 名古屋市南区松下町1丁目1番地

131. 主治医を替わるには  201804

131. 主治医を替わるには  201804

   緑内障と言われて通院しています。10年以上通院しているのですが、担当の先生が替わりました。今までの先生は違う病院にいかれてしまいました。今度の先生はあまりよく説明してくれず、手術が必要だと言われます。少し質問すると説明してはくれるのですが、難しい言葉をたくさん言われてよく理解できません。さらに聞くと不機嫌そうに強い口調でお話しされるようになります。やはり私には合わないようなので、他の眼科に通いたいと思うようになりました。そのことを言い出すとまた怒られそうで、そのまま新しい医療機関へうつってしまってもよいでしょうか。今さしている目薬を持っていけばよいでしょうか。(72歳、女性)

 当院にも様々な理由で、他の医療機関(眼科)から移ってこられる患者さんがいらっしゃいます。主治医の先生との関係がよくないのは、とても残念なことです。ただ、人間関係でも合う人合わない人がいるように、患者さんとお医者さんとの間にも相性はあると思いますので、医療機関を替えたくなる気持ちもよく理解できます。医療機関を替わる時には、今までの診断と治療歴がわかる紹介状を書いていただくのが最善です。紹介状を持たずに受診すると今までの経過は患者さんの記憶でしかわかりません。特に罹病期間が長くなり、今までの治療歴がとても大切となる病気、眼科では、緑内障やぶどう膜炎といった病気の場合には、今までの病歴はとても重要な情報です。紹介状がないと、どのような薬をどれくらい使うと病気が良くなるとか、進行を抑えるとか、というような情報がわからなくなってしまいます。担当の先生が代わられても、以前の担当の先生が記載したカルテや検査データは残っています。できれば紹介状を書いてもらってください。どうしてもかなわない場合には、今までの治療歴を失うことはある程度覚悟しておくべきでしょう。もちろん、後医が前医へお手紙を送ることで情報を入手できることもありますが、患者さんがお願いして入手する情報の方がより詳しい可能性があります。よい関係性を持っていない医師へ紹介状をお願いするのはなかなか勇気のいることかもしれません。ですが、今後のことを考えると、病歴の把握はとても大切です。
一方、患者さんの通院している施設では複数の医師がいるように思いますが、どうでしょうか?もしそうであれば、その病院の相談センターかそういう部署がなければ、部長の先生に、新しく担当となられた先生ではない先生に担当医となってもらえないかを相談してみてください。新しい担当の先生に出会えるかもしれません。いずれにしろ、納得がいかないまま通院するのは病気の治療にも影響する可能性がありますから、替わることはやむを得ないことと思います。同病院で別の担当医を紹介してもらうか、紹介状をもらって他の医療機関を受診してください。

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