医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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130. 日帰り白内障手術の実際  201803

130. 日帰り白内障手術の実際  201803

   白内障と言われて通院しています。今度、右眼だけ手術をすることになりました。左眼はまだよく見えます。入院せずに済むそうですが、実際の手術はどれくらいの時間がかかるのでしょうか。仰向けでは30分ほどで腰が痛くなります。大丈夫でしょうか。眼の痛みはありますか。また、手術後は眼帯をしますか。病院にはどれくらいいるのでしょうか。(65歳、女性)

 日帰り白内障手術の実際についてお話しします。ただし、医療機関によって若干の違いがあります。まず、その施設で瞳を広げたり手術後の炎症を起こしにくくしたりする働きの目ぐすりを、頻回につけていただきます。これらの目ぐすりを受診前に処方され、医療機関に来る前に自宅でつけてきてもらうやり方もありますが、多くの施設では、眼科に到着してから始めます。約一時間程度、複数回目ぐすりをつけ続けて、それが終わってから手術室に入ります。私服のままの施設と簡単な術衣に着替える施設があります。ベッドに仰向けになってから消毒が始まります。仰向けの姿勢が苦手な方は、事前に主治医の先生に申し出ておくとよいでしょう。首に問題がなければ少しだけ体を横に傾けて行うことも可能です。手術時間は短ければ10分を切ることもありますが、難しい症例の場合には30分を超えることもあります。現在では特殊な症例を除いて全身麻酔などで眠らせて行うことは稀です。一般に症例に応じた麻酔(目ぐすりだけの場合や注射を併用する場合があります)をしますので、痛みはほとんどありません。手術後は眼帯をする施設が多いですが、保護メガネ着用で眼帯せずに帰宅することもあります。日帰りの施設では、一人で歩いて帰れることが基本にありますので、手術しない側の眼の見え方(眼帯するととても困る場合など)によっては、透明な眼帯をして手術直後からわずかに見えるようにして帰る場合もあります。滞在時間は、かなりばらつきがありますが、手術前の目ぐすりから含めますと、1時間半から2時間程度かかることが多いです。日帰り白内障手術は、20年前と比較しても短時間で終わる比較的全身への負担が少ない手術です。ただし、状況によっては入院して行わなければならない白内障手術もあります。施設による違いもかなりありますから、手術の詳細は、手術をしてくれるドクターや看護師さんに事前に確認しておくとよいと思います。

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