医療法人とつか眼科

名古屋市南区にある眼科クリニック。とつか眼科。

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123. スマートフォンの悪影響  201708

123. スマートフォンの悪影響  201708

   小学校5年生の男の子です。学校で眼科受診のお勧めをもらって、近所の眼科を受診しました。案の定メガネが必要だと言われてしまいました。心配なのは、今後です。学校へ行く前も帰ってきてからも、四六時中、スマートフォンを見ています。眼への悪影響はどのくらいあるのでしょうか?(36歳母)

 とても良い質問です。考えられる影響を箇条書きします。1. 近視化:近くをずっと見続けていると近視化し易いと考えられます。 2. ドライアイ:凝視することから瞬きが減ってドライアイになります。 3. ブルーライトの影響:液晶画面にはブルーライトが出ているとされていますので、これによる体内時計(睡眠と覚醒のリズム)への悪影響が懸念されます(ブルーライトは自然光にも含まれる午前中には必要な光ですから、常にカットしてもいけません)。 4. 調節障害:俗に言うスマホ老眼の言葉のように、調節する力が不安定になり焦点があいにくくなります。 5. 斜視の悪化:画面までの距離が近いと、両眼で見ていないことが多くなり、斜視が出やすくなります。 6. コミュニケーション能力の低下:話せる距離や環境にあるにもかかわらず、コミュニケーションツールでやりとりをしてばかりいると話す力が育ちませんし、人とうまく話せなくなります。 7. スマホ姿勢による肩こりや体の痛み:スマートフォンを見る姿勢が円背となり肩や首の筋肉に負担をかけます。8. 大脳への悪影響:悪影響を実証することはとても難しいと思いますが、人格形成の大切な時期にスマホを使ってばかりいて良いはずがありません。 その他にもあるかもしれません。スマホの使いすぎは避けた方が良いと思います。

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